ごみについて考えなければならない問題点を整理して説明し、今後どのように考えていかなくてはならないか、議論する。あわせて本シリーズのねらいについて説明する。
現代の生活はさまざまな化学物質の恩恵を受けている。身近なところで使われている化学物質、存在している化学物質について整理して説明し、どのような点に注意が必要化について、議論する。
東日本大震災と津波、それに続く原発事故によって、大量の災害がれきが発生し、放射能問題も絡んで、その処理処分をどうするのか、国の考え、地方の考え、市民の考えがかならずしも一致していない。どのように考えるべきか、実態を説明しながら議論する。
化学工場をはじめとして、工場群等からはさまざまな臭気が排出されるが、最近は随分状況は改善されている。PRTRは生産現場などで化学物質がどの程度製品中や廃棄物中あるいは、排水、大気中に排出されているのか、収支を推定して、毎年報告する制度である。
前半 話題提供者、田中孝雄さんによる、「3.11震災・原発事故調査報告」 後半 講師、浮田正夫教授による「ごみを燃やす」 日本では、ごみ処理の柱は焼却炉でごみを燃やすことである。しかしごみを燃やすにも多くのエネルギーを消費し、焼却灰の処理・処分も必要になる。また食べ物由来のごみも燃やしてしまうと、有用なミネラル類も土に戻すことができない。このあたりの問題点について考える。